我が家にはチワワがいました。彼は自由奔放な王様で可愛く優しい男の子。旅だってからもう何年もたちますが、彼は優しい気持ちを残してくれたんです。
優しい気持ちになるには?優しくなりたい!きっかけが欲しい!
と悩む方へ大切なたったひとつのことをお伝えしますね。
愛犬が教えてくれた優しい気持ちになる方法ついての記事です。
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優しい気持ちになることは愛犬が教えてくれた
動物はいつも前しか向いていない。ごはんの時間はごはん。散歩は走る。甘えたいときは傍にひっつく。ワタシみたくズルズル過去の失敗を思いクヨクヨ悩むことはしてない。
今が大事!!
チワワのたらおが教えてくれました。
彼は瞬間瞬間を存分に生きて、食べて、笑って、時にすねます。大好きをしっぽがちぎれるくらいブンブン回して表現してくれました。愛しく感じ、大好きを返せます。
行動には打算や利害がなく、いつでもストレートにぶつかってきてくれるんです。(あ!おやつが欲しい時は甘えるかな?)
飼い犬だから、可愛いと思えるのでは?
そうですね。我が家は2人ぐらしで子供がいません。一緒にいるのが当たり前だからチワワちゃんは家族でした。彼は犬よりも人間が好きで、しっくりワタシたちの中で溶け込んでいたんです。
いっしょにいる家族だから
・夫とケンカして空気が気まずいときは、同じく気まづい顔
・具合が悪いときは、横にそっとくっついてあたためてくれる
・洗濯物たたんでいたら、なぜかわざわざタオルを広げる
・2人で笑っていると、真ん中に無理やり入ってきて、大はしゃぎ
などなど
犬バカですが^^、日々の中に彼がいることが当然でした。
大切な存在でいつも一緒に笑ったり泣いたりしてたから、一緒にいたら自然と素直な気持ちになれるんです。
素直な気持ちをそのまま表現する愛犬を見てるとふわっと優しい気持ちになれました。
愛犬は人生において大切なたったひとつのことを教えてくれたんです。
優しい気持ちとは具体的にどんな気持ち
・元気でいて欲しい
・一緒にいるだけで嬉しい
・そばにいるだけで温かい
一言でいうのは難しいですが、心がふわりとゆるんで居心地がよく、穏やかな気持ちになることが優しい気持ち。眉間にシワもなく、肩の力も抜けて、思わずにっこりしちゃうような無理がどこにもない感覚です。
「やったー!」「嬉しー!」っていう特別大きな幸せを感じるのは違って、もっと静かで、平穏な気持ち。
ひだまりの下でポカポカ日向ぼっこしてるような、決して派手ではないけれど、確かに感じる安心感みたいなもの。チワワのたらおといたときの気持ちがぴったりあてはまります。
石田ゆり子さんのインスタをみていると動物たちとゆっくりと幸せな時間を過ごしている様子が画面から伝わってきて、同じようなあったかい気持ちになるんです。
>>>大好きを言えない人へ石田ゆり子インスタ犬猫から学ぶ素直な心の伝え方
優しい気持ちになる方法
愛犬が教えてくれた優しい気持ちになる方法。心が優しくあったかい気持ちをどんなときに感じるか?を思い出してみてくださいね。
・特定な誰かと一緒にいるとき
・大切な人の寝顔をそっとみたとき
・はじめて立ち上がった赤ちゃんみたとき
今まで生きてきた世界の中にあったかい心になった経験が必ずあるはず!!
わたしなら、
・教えてないのに初めてお手をしたとき
・ドキドキで散歩デビューしたとき
・トイレに入れ違いで入って10分間気づかなかったとき
などなど言い出したらもうキリがありません。笑。
自分の経験だから、とっても個人的で、自分だけにしかわからない思い。時を一緒に過ごした人がいたら思いを共有できますね。我が家の場合だと夫とワタシにしかわからない特別な気持ちになってます。
過去の経験だけでなく、これからも優しい時間がうまれていくんです。
・この先出会う人
・新しい家族
・会社の先輩
・オンリーワンのワンコ
・今一緒にいる人たち
もしかしたら、すでに周りにいる人かもしれません。優しい時間は自身だけがもつ感覚で、他の誰かと比べる必要のないたったひとつの価値。
今まで感じた優しい気持ち、時々振り返ってみてね。
現在ある幸せと優しさを見つけたら
これから出会う素敵な時間をもっと幸せにすごせますように♪
優しい気持ちを忘れていた時期は、 ずっと暗黒の中にいました
偉そうに書いてますが、すべて過去のわたしへの言葉なんです。
数年前の春、愛犬が虹の橋を渡ったときからドヨーンな時代がはじまりました。義家族が順に倒れ、入院、退院、手術を繰り返すという事態です。
「なんでこんなに悪いコトが続くん??ワタシがなんか悪いコトでもしたんかな??」
悲しみを抱えながらすごした日々は、ただもう必死で、たらおを思い出しては涙ぐんでました。
毎週の病院通いが毎日になり、一日に3軒はしごして手続きしたり、役所や義実家との往復。初めて聞く言葉や見慣れないたくさんの書類や準備など。右往左往しながら私たち夫婦は「今日がやっと終わった!」という思いで生きていました。
暗黒の中でも超ド暗黒。
人にはもちろん、自分にも優しくなんてとんでもない!!心のゲージが溢れそうなのをなんとか隠しながら、だましだまし暮らす毎日。
母が心配して
「体大丈夫?ヒロちゃんの目つきが厳しくなってる。」
「しゃーないやん。頑張らなあかんから。」
と聞く耳もちませんでした。
夫にもよく言われたんです。
「たらおは、ヒロが笑うのみて1番嬉しい顔してたで!そんな顔あかんでー!」
誰が見てもキツイ顔だったみたい。優しい気持ちが自分の中にあるとは思えず、遠くかなたに感じていました。
優しい気持ちになったきっかけは愛犬 桜がキレイと気づいたこと
毎月チワワちゃんのお墓まいりに行ってます。「ごめんね、もっと遊びたかったね」と伝えるため。共同墓地なので、他のお花やお供えものを見て悲しみの連帯感を感じていました。
去年の春4月のこと。
霊園いっぱいにキレイな桜が咲いてたんです。
「桜あったんやね」
「たらお、桜好きやったなー」
「花びらパクっと食べてたやん」
三年目ではじめて桜に気づきました。毎年広く大きく咲いていたのを見てなかったんですね。気づこうともせずに。
桜がキレイと気づいたとき、ココロの中に優しい風がふきました。たらおが空からニッコリ笑ってるみたいな不思議な感触に包まれたんです。夫も同じと言ってました。
「ありがとう」
4月の桜以来、たらおに毎月「ありがとう」を伝えに行っています。
今年も桜はただそこにいて、キレイに美しく咲いていました。優しい気持ちを思い出すきっかけをくれた愛犬が、桜の横でちょこんとおすまし顔でお座りした姿がうかびます。
「どしたん?いつもおるで」って、こっちを見てるみたいに。
時間がすっごくスゴクかかりました。気付いたら3年!!!長いね、ホント!!そばに、ずーーーっと優しい気持ちがあるのに気がつかなかったわたし。
今は心落ち着いてます。状況になれたせいもありますが、母に
「前の顔に戻ったね。でも体はきをつけて」と表情にも変化がでたようです。
たらおと過ごした日々には戻れませんが、彼が毎日みてるみたいで、おだやかに暮らしてます。ブログ書いてるパソコンの横に写真があったりと^^。
おかげで一日一日が大切になり、たらおを見ると笑っているから、あったかい気持ちと感謝の気持ちが自然に生まれました。次は「自分磨きしよう!!」と、こうしてブログを書くことができるようになったんです。
あなたの中に、すぐそばに優しさのカケラがあるよ!と言いたくて。
優しい気持ちはすでに心にありますよ!
愛犬たらおが優しい気持ちを教えてくれました。忘れていたことを思い出させてくれたんです。今も心の中にずっといて、夫と毎日彼の話をします。
胸の奥の奥にある深いところが、正直まだチクリジクリ痛いです。それ以上に温かい彼の存在がわたしを包んでくれるから、ゆるりとした気持ちになれました。
優しい気持ちはすでに心の中にあって、今は見えないだけ。
見つけたら、大事に大切に育てて愛しく包んでくださいね。
ここまで読んでくれてありがとう!!!
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