大人にこそ読んで欲しい絵本があります。石田ゆり子さんがインスタグラムで紹介していた猫のミーラの絵本です。すぐに読み終える内容ではありますが、読む前と読んだあとで、心が穏やかに変化しました。忙しい日々の中でも、ふわっとハートが和らぐように。ひとつの読み方だけではなく、猫のミーラという絵本でたくさん楽しめる方法を紹介しますね。
絵本「猫のミーラ」の魅力は何回も読んじゃうこと
猫のミーラという絵本は
・作者(絵と文)井上奈奈さん
・堀之内出版
から出された装丁がとても美しい本。
日本語の下に英訳がのっています。
絵はたくさんの色を使用せずに、限られたカラーで本の世界を作られています。
キラキラや色とりどりの華やかさはありません。
シックだけど懐かしい。優しさの中にあるしなやかな強さ。
一途な愛のカタチが描かれた絵本になります。(主観)
いつもは多色カラーのマンガをふんふん読むワタシ。
雑誌で40代ファッションや美味しそうな食べ物リサーチしたりなど。
パラパラっといつもは流し読なんですが「猫のミーラ」は、違いました。
読んだあとすぐに読み返したり、次の日改めてゆっくりページを開いちゃうんです。
「猫のミーラ」を選んだ3つの理由
「絵本読んでる」って人に言うと「おしゃれさーん」でたまに言われることもありますが、いつもはWEBマンガ読んでます。付録好きの雑誌も好きです!
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読書家の石田ゆり子さんがインスタグラムで紹介されているのをみて、どうしても読みたくなりました。
好きな人の本って気になりませんか?
難しいものは敬遠しちゃうけれど、絵本ならっと手にとりました。
猫のミーラを選んだ理由は、
・石田ゆり子さんがすきだから
・猫がすきだから
・装丁に惹かれたから
とってもシンプルな3つの理由。
「がんばって読まなくちゃ!」と肩ひじ張ったものではなく
「なんだか気になる!」「読んでみたい!!」という直感を大事にしました。
日頃読まない絵本が脳内に優しい刺激をくれました。
本は絵がメインだからイラストからぶわっとイメージができるんです。
言葉の行間にある背景。主人公の気持ち。猫の気持ち。
猫を飼っていたので、ネコあるあるにも共感してます。
ストーリーはここでは書きませんが、
井上奈奈さんの文字と絵では、時間軸がゆっくりながれます。
感想をツィッターにあげました。
【猫のミーラの絵本】
読むときの心にそっと
語りかけてくれる絵本でした😊猫の存在感と
猫らしい性格と
猫が示す愛情表現
一緒にすごす時間軸読んだ人によって
世界観がことなりそう相棒はコーヒー☕️ かな?
おやつはアポロ🍫🍫🍫 pic.twitter.com/Oli9zsA2iu— ヒロ (@hirohi_3) March 25, 2020
今は情報過多な時代。
たくさんの中から必要なものを見極め、取捨選択する。
膨大なソースと情報の速い流れに、のんびりヒロはうかうかして
いっぱい見逃しています。(笑)
わちゃわちゃした脳内が、読んだ後すぅーっとスッキリしました。
手に取った肌ざわりとアートな絵本
猫のミーラを手に取るとずっしりした重さがあります。紙の厚みと肌ざわりにあったかみがあるんです。一枚ごとに絵と言葉のパワーがふきこまれていて、丁寧にページをめくってしまう本。
こんなツィートがありました。
年を重ねてきて
出会う絵本に
若き日に読んだ視点とは
違うところに気づくことが
楽しい発見。いくつになっても
絵本は、面白い。深いテーマが流れ、
絵本と人生の
密接な関わりを楽しむ。わかりやすい言葉。
シンプルさは
考える余白。奥が深い小さなアート文学
— muan舎☘心を結ぶ架け橋 (@gallery_muan) March 26, 2020
シンプルな中にこめられた深いメッセージが絵本の中にあるんです。
猫のミーラを読んだ後も、ソヨソヨとおだやかな風がふいてきました!
読む人によってみんなが違う感覚を味わえる絵本
猫のミーラは絵と言葉(日本語と英語)です。どこから読んでも読める内容。
簡単) 難しい内容をそっくりそのまま難しく伝えるコト
難しい) 難しいことをやさしい言葉で誰にでもわかるよう伝えるコト
絵本「猫のミーラ」は、難しいことを優しい言葉で年齢問わずだれでも読めるよう書かれててます。
昔、中学生へ一般動詞とBE動詞の違いを教える機会がありました。
どうすれば13歳の子にパッと違いを理解できるようにするか?を少ない脳にいっぱい汗かいて考えた過去を思い出したんです。(結婚前に英語教えてました。英語は話せませんが…..苦笑)
伝え方はすごく大事で、教科書どおりでは相手には届きません。ましてや中学生には変な小技はきかなくって。
「猫のミーラ」は誰もが読める文章、読むときの心によって印象がかわると何度も読んで実感します。
こんな視点で読んだりしました。
・猫のミーラ
・主人公
・昔飼っていた猫
・チワワのたらお
もっともっといろんな読み方ができる本です。
・子供だった自分
・大人になった20歳の自分
・年を重ねた10年後の自分
自分の立場も変えて読むこともできます。
目で読むだけでなく、声に出して読むことも。
自分の声だけでなく、石田ゆり子さんの柔らかな声で聴いてみたくなる言葉です。
ゆり子さんは声優やナレーターなど声のお仕事もされてますもんねっ。
石田家の自宅で、雪ちゃんやハニ坊はもう聞いてるかもしれません。
>>>大好きを言えない人へ石田ゆり子のインスタ犬猫から学ぶ素直な心の伝え方
時間におわれているときに少し立ち止まって読んで欲しい絵本
「猫のミーラ」はココロにやわらかい刺激を与えてくれました。
忙しい毎日、時間に追われて自分を見失いそうになったときに読んで欲しい本。
一瞬で子供の頃の気持ちや自分が本当に大事にしたいことがわかります。
過去に戻ることは不可能ですが、素直な気持ちを引き出すきっかけにもなり、自分以外の立場でもモノ・コトを考えるコトができる本なんです。
ふと自分を見つめ直したいときに、ぜひ読んで欲しい一冊でした。
どこにでもいる主婦が石田ゆり子さんのような素敵女性を目指してます!
>>>石田ゆり子になりたい 40代主婦が理想の大人女子を目指す計画
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