オーブン予熱する意味と時間を知りお菓子やパンを上手につくる方法

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お菓子作りやピザに欠かせないオーブンの機能。作るときには予熱180度にしておく設定が当たり前に書いてありますね。料理教室ベターホームでパンとお菓子をならったことをもとに、料理初心者のためのオーブンの予熱の意味と予熱をする方法、オーブンの使いこなし方までを解説します。

今日の記事は
・オーブンを予熱する意味
・オーブンの予熱の方法
・オーブン予熱は何分かかるか
・予熱機能のないオーブンの予熱方法
・予熱のさい天板をいれるかどうか
・オーブンに必要な温度
・オーブンを使いこなす方法
・予熱と余熱の違いと簡単余熱レシピ
について、お菓子やパン作り、オーブンをもっと便利に使えパンやクッキーが上手に作れるようになる内容です。


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オーブンを予熱する意味とは

予熱とはあらかじめオーブンの中を温めること。パンは発酵させたあと、すぐにオーブンで焼ける状態にしておきたいので、予熱が必要なんです。生地をそのままにしたらどんどん発酵していくので、すばやくです。
 

予熱に設定する温度は大体のところ
・パン       予熱180度
・チーズケーキ   予熱180度
・メレンゲクッキー 予熱110度 

が多いです。
以前何度か失敗したメレンゲクッキー作ったときは、予熱110度に設定しました。

>>>メレンゲクッキーを失敗しない作り方 失敗例から学んだ5つのこと

オーブンを予熱をしないときにおこるデメリット
・設定温度までの時間が余計にかかる
・予熱の間お菓子などで使うバターが溶ける
・メレンゲが予熱の間にしぼむ
・ケーキやスポンジがふくらまない
・温度が安定しないので、きれいに焼けない

といった痛恨のミスが発生します。

料理初心者はとくに、予熱する意味は上記のことを防ぐこととと、すぐに焼きにかかれることが大事です。美味しいお菓子やパン・ケーキをキレイに作るときの大切な事前準備になるんですよ。

オーブンの予熱の方法

オーブンの予熱のやり方を我が家の家庭用の電気オーブンで説明しますね。電気オーブンも種類が多く、予熱機能がないものもあります。我が家は予熱機能がついているもので、

 

オーブンの予熱の方法は

①予熱ボタン(あり・なしなど選択)
②温度設定 (100度~210度で設定)
③時間   (10秒から設定可能)

 

と手動でオーブンのボタンで設定するタイプ。
予熱にかかる時間はわかりません。180度にオーブンがあたたまった時点で、
終了音の音楽で、お知らせしてくれます。(^^メロディが可愛い)

オーブンの終了音が鳴ったら、ドアをあけて中に黒皿にのせたパン生地などの食品をいれるんです。

オーブンの設定ではボタンを押しても予熱にかかる時間がわかりません。
一度設定して、試してみないことには、予熱時間を知ることができないんです。

使っているオーブンの機種や室温などによって予熱にかかる時間が変わるので、
いつも使う自宅にあるオーブンの予熱時間をしっておくのが必要。
レシピのどの時点で、たとえば予熱が180度になればいいのが逆算するんです。

オーブンの予熱にかかる時間を知る方法は、一度設定してみて実際にかかる時間を自分ではかる必要があります。

予熱注意ポイント
予熱終了音がなったあと、
オーブン内は10分間予熱を継続します。
家庭のオーブンによって異なる場合もあるので、
説明書などで確認してくださいね。

 

オーブン予熱は何分かかるか?

我が家のオーブンで予熱時間を調べてみました。ちなみに例としてパンを焼く180度にかかる所要時間になります。予熱機能ありのオーブンを使用しています。
のちほど、予熱機能のないオーブンの予熱方法をご紹介しますね。

オーブンのボタン設定は以下のとおり
①予熱あり
②温度を180度
③時間を15分

オーブン内には何もいれない状態で加熱します。

オーブン予熱
スタートしました。

オーブン内の温度が上がっていき

4分後には110度に。

結果180度にかかったオーブンの予熱時間が10分間でした。
そのあと10分間180度に保ってくれます。

オーブンの予熱にかかる時間の実験結果 
パンを焼く180度にかかる時間は10分
メレンゲクッキーを焼く110度には4分間

あらかじめオーブンの予熱に必要な時間をしっておくと、お菓子作りやケーキ作りがはじめてで慣れてない人は作るときの時間にロスがでません。
我が家は予熱ありタイプでしたが、予熱機能なしのオーブンの予熱の方法を続いて説明しますね。

予熱機能がない場合のオーブンの予熱時間の目安

予熱機能がないオーブンを使う場合は、温度計が必要になってきます。
時間を見ながら、温度をはかる。。。どうかヤケドにご注意ください。

家庭用の電気オーブンであれば、我が家の予熱時間を参考に。

オーブンの予熱にかかる時間の目安
180度・・・10分間

110度・・・4分間

予熱機能がないオーブンの予熱方法

①焼きの温度設定する 180度など
②タイマーをいれる
③時間を設定(10分以上で様子みる)
④180度になったの確認
⑤焼き時間をあらためて設定

オーブン内に何も入れず、空焚きをしてあげて温度をあげる方法。

予熱機能がないオーブンの場合、あらかじめ予熱にかかる時間を一度調べておくといいですね。
・・・・温度がわかるものが必要になってきます。

オーブンで使える温度計がありました!

オーブン温度計 タニタ シンプル 高温 温度計 5493 メール便可¥320

300度まで温度が計れるタニタのオーブン温度計。
メタリックでかっこいいです。
温度計をオーブン内に入れて置けるので、便利。

オーブン内には、
・予熱機能があるタイプには何もいれない
・予熱機能がないタイプには温度計
となりますね。

あの黒い天板はどうなるか気になりませんか?
つづいて天板をどうするかについてです。


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オーブンの予熱のさいに天板をいれるかどうか

予熱はなにもいれていない状態で加熱します。
通っていたベターホームや大阪ガスクッキング教室でも、同じでした。

オーブンの予熱から加熱の仕方は
・予熱している間、天板の上に焼くもの(クッキー生地やパン生地)を用意しておく
・予熱が終わった時点で、すぐ天板ごとオーブンにいれて加熱する

といったやり方でした。

パン・ケーキ・クッキーをひととおり作りましたが、どれもはじめから天板をいれることもなかったです。

料理教室で習った
・パン  ・・・12種類
・ケーキ ・・・11種類
・クッキー・・・2種類
すべて同様です。

オーブンではいろんなものが作れますが、自分が作りたいものによって
設定温度が変わってきます。

我が家のヘルシーシェフを例にして、つづいて説明しますね。

オーブンに必要な温度を知るには家で何を作りたいか?

オーブンではグラタンやパン・ピザを焼いたりするのに使うのが多いですね。
我が家はクッキーを焼くのに使うのが一番多い。
家庭で何を作りたいかの種類によって必要温度は変わってきます。

我が家は250度までの日立のヘルシーシェフ。
ピザはもっと高温のイメージでしたが、ヘルシーシェフでも作ることは可能です。


日立 ボイラー式過熱水蒸気 オーブンレンジ ヘルシーシェフ 22L 赤外線センサー MRO-VS7 R レッド

今使っているのは上記のより前のタイプで、今は売っていませんが、参考までに。

ちなみに、ヘルシーシェフのオーブン調理でできる代表的な内容は

メニュー名温度
マカロニグラタン210℃
ピザ180℃
ロールケーキ170℃
デコレーションケーキ150℃
シュークリーム180℃
フランスパン200℃
かんたんパン180℃
マドレーヌ160℃
油で揚げないカレーパン180℃
かんたんアンパン180℃

170℃~210℃まででいろんなものがつくれますね!
メレンゲクッキーなら110℃あれば大丈夫です。

ちなみにわたしの使っているヘルシーシェフは
100℃~250℃まで10度単位で設定ができますよ。

ピザをかりっと焼きたい場合は、オーブンではなく、
ガスコンロを使った方が、断然焼き上がりも早いですし。

私のオーブンの使い方は、
グラタン・クッキーたまにケーキがメインくらいなので
250℃までのオーブンで大丈夫です。

家で作りたいものが、上の表なようなものでよければ
オーブンに必要な温度は250℃までがちょうどいいタイプ。

もしもっといろんなもの作りたい場合は、
オーブンについているクッキングガイド(取り扱い説明書)を見て
作りたいものが掲載されてあるか確認すればいいですね。

ちなみにヘルシーシェフは水蒸気オーブンなのですが、
あまりスチーム機能は使っていません^^。

つづいて基本的なオーブンを使いこなす方法をご紹介しますね。

オーブンを使いこなす5つの方法

料理初心者がオーブンが使えるとレシピの幅も広がります。ですがオーブンには種類や機能が多くワタシ自身もすべて使いこなせていません。レンジのあたためメインです^^。

電気オーブンによっては火力も異なったり、庫内の広さもさまざま。
特徴が機体ごとにあるので知ることが大事。
以下の5つの方法を念頭においておくと、お菓子作りやクッキー作りなどにもオーブンがつかいこなせるようになりますよ。

オーブンのくせを知る

パン教室では、パンを焼いている途中で一度オーブンから出して、場所をかえていました。まんべんなく焼き色をつけるためにです。焼き加減にくせがあるオーブンもあるのですよ。使ってみないことにはわかりませんが、オーブンによっては右側が焼きにくいとかの特徴がわかってきます。

オーブンの温度を調整する

レシピやパン教室でいわれたオーブンの温度はあくまでも目安。
電気オーブンは機種によってパワーも異なります。焼いている間、パンの焼き色をみて温度調整するんです。焼時間はかえずに、時間の半分をすぎた時点でパンの色を見て、色がついてないときは、温度を10度あげる、逆に色が濃いときは10度さげるという温度調整が必要なんですよ。
オーブンのくせを知って、温度調整をするということです。

予熱にかかる時間を知っておく

オーブンを予熱する方法に書いたように、あらかじめ予熱タイムを把握しておけば、料理の進行をさまたげません。予熱時間の大体の目安を知っておけばOKです。

パン作りやメレンゲクッキーは時間との勝負になるので、予熱時間の把握は大事です。

オーブン皿の前と後ろをいれかえる

オーブン内の前と後ろ、右と左では、火のまわり方が違うことがあります。
火のまわりが違うことに気づかず、そのまま焼いてしまうと、焼きムラができる悲しい事態に。最後の2,3分前になったら、オーブントレイの向きをチェンジしていれかえるのが大事です。

オーブンの扉の開閉はさっとする

オーブンの種類で変わりますが、オーブンドアを開けた時点で、温度がすぐ下がるものがあります。扉の開け閉めは、さっと行うこと。また焼はじめの10分間はオーブン扉をあけない方がいいです。冷蔵庫も開閉が素早くといわれるのは冷気がにげるから、というのと同じ仕組みですね。

お菓子やクッキーをうまく作れない料理初心者の人は上記のオーブンの特性を知っておけば、はじめのミスが防げます。ケーキの焼きムラや、なかまで火が通らないといった事態はオーブンの問題が多いんですよ。特徴しって美味しいお菓子作ってくださいね。

予熱と余熱の違いと簡単余熱レシピ

予熱(よねつ)と似ている言葉に余熱(よねつ)がありますね。
読み方は同じだけど、意味がまったく違うんですよ。

 

よねつの意味の違い
予熱はあらかじめ熱しておくこと
余熱は余った熱を使うこと

余熱をするときはオーブンや火を使わないんです!
余熱は使い終えた熱を利用して調理するというある意味エコな料理法。

余熱を使う料理といえば、肉料理の仕上げでジューシーにしたり、煮物に味をしみこませたりすること。

煮物って出来上がりよりしばらく置くと味がしみこむの実感しませんか?
おでんの大根・かぼちゃの煮つけ・筑前煮など。すべて余熱を使って仕上げてるんですよ。ただそのまま置いておくだけなのにね。

あと、薄焼き卵・錦糸卵も余熱を使うとキレイに仕上がるの知ってますか?
オムライス用の卵って意外と難しいのですが、余熱レシピを使うと簡単!
以下の写真はオムそば弁当ですけど^^。
オムそば弁当

オーブンの余熱レシピを使って、簡単ちらし寿司(混ぜ寿司)もできちゃいます。錦糸たまごさえあれば、ご飯たくだけですぐに完成します。

混ぜずし

予熱はあらかじめ熱しておくことで余熱は余った熱を利用することでした。簡単にできる余熱レシピも参考にしてみてくださいね。

オーブンの予熱から使い方までまとめ

今日の記事では、オーブンの予熱の必要性と、予熱のやり方からオーブンの使いこなしまでご紹介しました。オーブンのくせをつかむには、何度か使用してやっとわかるというものになりますが、予熱は一度でいいので、はかってみてくださいね。
オーブンに予熱機能がないときは、温度計を使うと便利です!
また余熱でできるレシピは簡単なので、作ってみてくださいな。

特に料理初心者の方は予熱が重要。
お菓子の作成に何かと手間取ることもあるから、時間の把握が大切。

パンやクッキーは焼き色や焼き加減が大事。オーブンの特性を知って予熱から焼き色まで上手に使いこなしてください!!
美味しいメレンゲクッキーなら初心者でもすぐにできますよ。

お読みくださりありがとうございました。

続いて読んで欲しい記事
>>>メレンゲクッキーを失敗しない作り方 失敗例から学んだ5つのこと

 

 


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